トマトの栄養素

トマトは夏の野菜といわれていますよね。

トマトに含まれるリコピンにはダイエット効果コレステロールを減らす効果があるとして、今も昔も栄養満点野菜として注目されていますよね。

そんな万能野菜、トマトの栄養素や健康効果について紹介していきます。

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トマトは昔、『赤ナス』と呼ばれてた?

今ではスーパーで一年中見られますが、やはりトマトは夏に一番出回りますよね。!

そんなトマトは実はナス科の植物で、昔は「赤ナス」と言われていました。

チキンライスは『赤ナスごはん』?

2013年のNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」で、ヒロインの実家の洋食屋でチキンライスのことを「赤ナスごはん」と言っていましたよね。チキンライスはトマトを使っているので「赤ナスごはん」と言っていたというわけです。

「赤ナスごはん」を覚えておけば、トマトはナス科と覚えられますよね。

トマトの旬は夏??

トマトの旬は正確には夏ではありません。トマトの原産地は南米の高地ですから、日本の高温多湿の時期である夏は乾燥した高冷地が多い南米の気候とは似ていませんよね。

本来の旬は気温の低い春、そして涼しくなる秋なんです。ですが、トマトは俳諧の世界では「夏」の季語になっていることもあり、やはり「トマトは夏」というイメージが強いのではないでしょうか。

となりのトトロでもお馴染みの野菜

となりのトトロ」でサツキとメイが夏休みにカンタのおばあちゃんの畑のお手伝いをしているシーンがありましたが、キュウリやトウモロコシと一緒にまるでルビーのようなトマトを収穫していたのも目を引きましたよね!

アニメではキュウリを食べていますが、あのトマトを食べてみたいという思いにかられた人も多いのではないでしょうか。

そんなトマトの栄養と健康への効果についてまとめてみました!

トマトといえばリコピン!だけじゃない!

トマトといえば有名すぎるのはリコピンですよね。

でも、トマトに含まれているのはリコピンだけでありません。

メタボ改善に『ODA』

2012年に発表された

13-オキソ-9,11-オクタデカジエン酸(13-oxo-ODA)

という成分をご存じですか?京都大学の川田教授の研究グループにより、血液中の脂肪の増加を抑制する働きがあると発表されました。

つまり、トマトはメタボの改善になるというわけです。これがメディアで広まるとあっという間にトマトやトマトジュースが品切れになったのは記憶に新しいのではないでしょうか。

もちろんビタミンCも豊富!

トマトにはビタミンCが豊富に含まれています。

現在のようにスポーツ飲料や機能性飲料が出回る以前は二日酔いにはトマトジュースが定番でした。ビタミンCには肝臓の働きを助ける効果がありますから、二日酔いでアルコールを分解しようとがんばる肝臓にはてきめんに効くのです。

今でも年配の方はお酒を飲む前や飲んだ翌朝にトマトジュースを飲む方がいらっしゃいますよ。

主役のリコピンはコレステロール・うつ病に効く!

やはりトマトといえばリコピンなしには語れませんよね。

リコピンはガンの予防に効果的と発表されて以来、注目を浴びている成分です。名前もなんだかかわいいですよね。あらためてリコピンについておさらいしてみましょう。

『リコピン』って何者?

リコピンとはトマトやスイカの赤い色素のことです。

他にもニンジンやカボチャなどの黄色のカロテン、ブドウやナスなどの赤紫のアントシアニン、ホウレンソウやブロッコリーの緑色のルテインなどが色素の名前です。

リコピンはビタミンなどの栄養素と間違われがちですが、「色の名前」なんですね。

コレステロールの『抗酸化作用』も期待されています

リコピンはカロテノイドの一種で、カロテンもその仲間です。

カロテノイドは抗酸化力が強く、リコピンは特にその効果が期待できるのです。

悪玉コレステロールの酸化を防ぐ

リコピンは血液中の悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働きがあります。

コレステロールには善玉と悪玉があることはよく知られていますよね。

『悪玉』は最初から『悪玉』ではない

実は、「悪玉コレステロール」の名前には「悪」が付いていますが本当は初めから悪者ではありません。

悪玉コレステロール」は傷んだ血管を修復するために肝臓から出てくるのですが、これが酸化すると血管に詰まったり、血管の壁にこびりついたりして血流が悪くなったり、血管が固くなったりする、つまり脳梗塞や動脈硬化を引き起こす原因となってしまうのです。

トマトのリコピンはコレステロールの酸化を抑えるので、血液がサラサラ状態でキープできるのです。

『ストレス』の軽減や『うつ病』の改善

リコピンの持つ抗酸化力はストレスの軽減うつ病の改善にも効果があるといわれています。

リコピンの作用で血液がサラサラになるので血行が良くなります。脳に届く血液量も増えるので、脳細胞が活発に働き、思考が正常化します。

コレステロールの酸化はストレス原因のひとつです!

逆もまた真なりで、コレステロールの酸化はストレスの原因の1つです。

ストレスがたまるとうつ病を引き起こすともいわれていますからコレステロールが正常に働くことでストレスを感じなくなり、うつも防げることになります。

トマトのリコピンは

  1. 脳細胞を活発にする
  2. 脳の血管のつまりも防ぐ

という2つの働きが期待できるということですよね!実際、トマトをよく食べる方はそうでない方よりもうつ病の発症率が低いというデータもあるんですよ。

抜け毛予防にも『リコピン』

リコピン抜け毛予防にも効果があることはご存じでしたか?

抜け毛の原因の1つに頭皮の血流の悪さがあげられていますが、先に述べたようにリコピンはコレステロールの酸化を防ぎ、血流をよくするので当然頭皮にもその効果が出てきます。

頭皮が毛根をしっかり支えてくれるのです。

『リコピン』は紫外線からのダメージも防いでくれます!

また、リコピンには頭皮の酸化そのものを防ぐ働きがあるので、紫外線によるダメージを軽減します。リコピンは内面からも外面からも髪の毛をフォローしてくれるのです。

ちなみに、抜け毛はストレスも一因と言われています。「ストレス・うつ」の項でも述べたように、リコピンはストレスを緩和しますから、この点でも抜け毛を防ぐには効果的ですよね。

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効率よくトマトの『リコピン』を摂るには?

リコピンを効率的に摂るにはオリーブオイル

このようにいいことだらけのトマトですから、生でガブリといきたいですよね。

でもそれだけではもったいない!

栄養を損なわずおいしくいただける調理法があればぜひ挑戦したいですよね!

油との相性はバツグンです!

地中海地方では昔からトマトとオリーブオイルを使った家庭料理があります。実は、オリーブオイルとトマトはとても相性が良いいんですよ。

トマトのリコピンはもともと油と相性がいいのですが、リコピンは油に溶けやすいので油で調理すると他の食材にリコピンが溶け出した油が絡み、効率的にリコピンを摂ることができるのです。

オリーブオイルが一番!

でも、どんな油でもいいわけではありません。せっかく抗酸化作用の高いリコピンをいただくのですから油も同様に抗酸化作用の高いオリーブオイルで調理するとお互いにその作用を引き立てあいます。

トマトとオリーブオイルのこの相乗効果は最近わかったことですが、地中海地方の人たちは昔から生活の中でそれを知っていたのでしょうね。まさに「生活の知恵」と言えますね。

オリーブオイルは本場のエクストラヴァージン・オリーブオイルがおすすめですよ。

【関連記事】便秘対策にオリーブオイル!飲み方や食べるタイミングは?

トマトは『いつ』食べると効果的?

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一時期「夜トマトダイエット」が流行りましたが、実際、トマトを夜に食べるのは効果があるのでしょうか。

実は、「トマトがダイエットに効く」というのは、リコピンが基礎代謝を上げる働きがあるからなのです。同じ運動をしても基礎代謝が高いとエネルギー消耗量が増えるので自然とウェイトダウン、シェイプアップに繋がるというわけです。

そしてリコピンは食べたあと6~8時間で効果が表れますので、晩ごはんにトマトを食べるのが一番いいのです。

トマトジュースやケチャップでも良いの?

大手ケチャップメーカーの製品には500gのケチャップ1本にトマトを14個使用されています。また、トマトジュースでは200mg缶1本あたりトマト6個が入っています。

トマトをケチャップやジュースに加工する際には加熱するのは免れませんが、トマトのリコピンは熱に強いので有効成分はほとんど失われません

ですから、トマトケチャップやトマトジュースは効率的にトマトを摂ることができるのです。

オリーブオイルを数滴入れよう!

また、トマトケチャップにはグルタミン酸や酸味などのうまみが加味されているので調味料としても優等生です。

トマトジュースにはオリーブオイルを1~2滴入れて飲むのもいいですよね。

このように、トマトは小さいけれど凄いパワーを持った野菜です。健康と美容にぜひ毎日の食生活にトマトを取り入れてみてくださいね。

『リコピン』に特化したサプリメントも効果的です

トマトのリコピンがスゴイことは分かりましたが、かと言って毎日何個もトマトを食べるのは大変です。

無理なく効率よくリコピンを摂ることの出来るサプリメントの力を借りることも賢い選択肢のひとつです。

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