黄砂アレルギー

黄砂が飛んでくる時期にアレルギー症状が…

最近、お隣の中国では深刻な大気汚染が問題になっていますよね。そんな大陸から飛散してくる黄砂によるアレルギーは、花粉症より怖い症状をもたらすと言われています。。

花粉症ではない人にとっても、対策をしないと体中にダメージがあるかも知れません。

黄砂について、花粉症との違いを知っておきましょう。

また、黄砂アレルギーは調べられるのか?診療科はどこが良いのか?

それらもまとめて記事にしました。

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まずは『黄砂』について

黄砂ってどんなもの?

砂嵐などによって巻き上げられた砂が、東アジアなどに降り注いだものを黄砂と呼んでいます。

発生源は日本よりも西側で、中国やモンゴルの砂漠に由来すると考えられています。

春先は被害が深刻で、ちょうど花粉症の時期に黄砂が大量に飛んできます。言葉通りに砂ですが単一成分ではなく、複数の物質を含んでいます。

 

黄砂が飛んでくることによる問題

黄砂には、

空気中の有害物質や細菌なども付着しているため、

それらの成分による毒性が問題視されています。

特に中国ではPM2.5による大気汚染が深刻で、黄砂と一緒にこれらの物質も日本に運ばれ、これがアレルギーを引き起こしている可能性があります。

 

黄砂アレルギーと花粉症は違うの?

花粉症は「花粉に対するアレルギー反応」により引き起こされます。

アレルゲンが分かりやすいですね。

一方で黄砂は複数の物質を含んでいるため一概に「黄砂に対するアレルギー反応」とは言えません。

考えられるものとしては

 

  • 砂アレルギー
  • 金属アレルギー
  • 化学物質アレルギー
  • 細菌による炎症

 

など、混合しているため原因の特定が難しいのです。

 

症状は花粉症より深刻となることも

花粉の直径は30μmと比較的大きいのですが、

黄砂は平均4μmととても小さいです。

 

さらに途中で巻き込んでくるPM2.5PM1.0などはさらに直径が小さく、

肺の奥にまで入り込みます

PM1.0に至っては、

肺から血管への移行も懸念されています。

 

鼻や目の粘膜でとどまる花粉なら、鼻水や涙などの症状ですみますし、ひどい場合には抗ヒスタミン薬の投与で抑えることもできます。

しかし黄砂の場合には、

口や鼻→気管→気管支→肺胞(→血液)

まで入り込むため、呼吸器系にもダメージを与えます。

 

さらに悪いことに、症状は花粉症のようなヒスタミンによる過敏反応とは限らないため、抗ヒスタミン薬が使えるとは限りません。

実際に起こるかは別として、砂が気管に詰まる、化学物質が粘膜を傷つけるといった場合には、アレルギーとは違う対策が必要になるでしょう。

 

黄砂が直接肌を傷つけることもあり、

アトピーの悪化や肌荒れの原因となることもあります

 

う~ん…

正直言って、大陸から飛んできた黄砂なんて何が付着しているか分かったものじゃないですよね。

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黄砂アレルギーは調べられるのか?

アレルギーなら他の項目を除外するしかない

結論から言うと、残念ながら

「黄砂アレルギーかどうか」を調べることは出来ません。

 

なぜなら黄砂そのものには多くの化学物質やアレルギー物質、細菌などが含まれているからです。

アレルゲンはセットで検査することができますが、全項目を検査するとお金がかかりますし、現実的ではありません。

 

もちろん検査で、特定の金属や物質が原因と判明することもあるでしょうが、多くは検査しても「黄砂アレルギーの可能性は否定できない」ということになるでしょう。

 

黄砂付着菌なら調べられるかも

黄砂にくっついた細菌が原因で炎症を起こしている場合は、調べることができるかもしれません。

細菌によるものなら、かゆみ止めや抗生物質などで抑えられるかもしれませんね。

(なかなか一般人には分かり難いかもですが…)

 

診察を受けるならアレルギー科+αがベスト

アレルギーと一口に言っても、急性から慢性まで何種類もあります。

もし黄砂が原因だろうと確信をお持ちの場合は、専門のアレルギー科で相談することをオススメします。黄砂による症状は上で書いたように、花粉症よりも広範囲に現れることが予想されるためです。

黄砂と接触しないための生活指導を受けたり、オススメアイテムなどを教えてもらうなら、日頃から指導しているアレルギー専門の先生が良いと思います。

また呼吸器症状が出ている、皮膚症状が出ているといった具体的な症状がある場合は、アレルギー科以外にもそれらの専門科で診察を受けることを勧めます。

何が原因か詳しく調べないと分からないですからね。いっそ他科も受診しやすい総合病院の方が便利かも知れません。

 

黄砂アレルギーは予防できる?

黄砂アレルギー

なんだかとっても厄介で、原因も特定し難い『黄砂』によるアレルギーですが、対策としては『吸い込まないようにする』のが一番です。

ただ、先ほども黄砂について紹介しましたが

PM2.5、PM1.0のように細かいことが一番厄介なポイント

なんですよね…

でもご安心を、最近は花粉症だけでなく黄砂にも対応したマスクや家電が開発されています。

 

PM2.5対応マスク

最近のマスクはPM2.5対応の物も多いです。

たいてい50枚入りで、1枚あたり10~30円と幅が広いですが、毎日着けてもそれほど負担にはならなそうです。

黄砂PM2.5 マスク

また、PM1.0対応もありますが、1枚あたり100円近くでマスクというより『防塵マスク』になっちゃいます。

 

鼻うがい・鼻洗浄薬

最近話題の鼻うがい。

『あぁ~今日は黄砂降ってるなぁ…』

『何降ってるか分からないし、気持ち悪いなぁ』

と思った日に、気持ちも鼻もスッキリしますよ。

鼻うがい・鼻洗浄薬

 

空気洗浄機

花粉同様、家の中にも黄砂は入り込みます。

花粉と違って微細な有害物質を含むことが多いですから、大人だけでなく乳幼児や小さい子供に悪影響が無いか心配ですよね…

空気清浄機も最近はPM2.5に対応していますし、一年中使えるものですから導入を検討しても良いかもしれませんね。

PM2.5対応の空気洗浄機

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