赤ちゃん・子供の下痢・嘔吐!ロタウィルス感染の症状は?応急処置はできる?

赤ちゃんや幼児など子供にとって下痢嘔吐を起こす感染症は、放っておくと命に関わることがあります。

特に冬はノロウイルス以上に流行しやすいロタウイルスが心配です!

その症状の特徴や応急処置の方法について知っておきたいものです。

この記事では

  • ロタウィルスって何?
  • 潜伏期間や流行のピークは?
  • ロタウィルスの特徴的な症状は?
  • 応急処置はできる?
  • 大人に感染することはある?

についてまとめています。

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ロタウイルスとは?

ノロウィルスに比べると少し聞き馴染みがありませんが、ロタウィルスとは何でしょうか?

基本的なことを理解しておきましょう!

 

非常に感染力の高いウイルス

乳児や幼児の下痢や嘔吐の原因として有名なウイルスです。

感染すると1割近くは入院となるほど重症となることがあり、

世界中で毎年70万人もの命を奪っています

 

潜伏期間は1~3日程度

ウイルスに感染してから症状が出始めるまでに、大体1~3日かかります。

症状のメインは下痢ですが、悪化すると中枢神経系に影響することがあります。

 

ロタウィルスの潜伏期間は1~3日

 

毎年冬に流行のピークがある

ロタウイルスは低温、乾燥した環境だと活発になります。

冬になると感染する条件を満たしやすくなるため、警戒が必要です。

 

流行のピークは冬!

 

特徴的な症状

赤ちゃん・子供の下痢・嘔吐!ロタウィルス感染の症状は?応急処置はできる?

警戒すべきウィルス感染症ということは分かりましたが、いったいどのような症状が出るのでしょうか?

おや?っと思ったら注意深く診てあげることが必要です。

 

主症状は下痢と嘔吐

特に色が白っぽく水のような下痢が出ることがあります。

米のとぎ汁のように見える便が出た場合にはロタウイルスに感染している可能性が高いです。

また、消化管症状が強く出るために吐き気が強くなったり、実際に吐いてしまったりすることも多いです。

 

白っぽい米のとぎ汁のような下痢は要注意!

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応急処置としてできることは?

赤ちゃん・子供の下痢・嘔吐!ロタウィルス感染の症状は?応急処置はできる?

これってロタウィルス感染?

先ほど紹介したような症状が見られたら、速やかに病院に連れて行ってあげたいものですが、どうしても時間が掛かってしまう場合は応急処置をしてあげましょう。

 

とにかく脱水対策が重要

ロタウィルスに関しては家庭でできる根本対策はありません

肝心なのは下痢による脱水対策です。

下痢や水様便が出るということは、それだけ体内の水分が少ない状態となっています。

吐き気が強い場合には水を飲むのも嫌がるかも知れませんが、水分をとらないとウイルスが排出されません。吸収しやすいスポーツドリンク経口補水液を飲ませましょう

どうしても飲みたがらない場合には病院で点滴が必要です。

 

脱水対策のため水分補給を!

家庭でできる応急処置は少ない!

 

下痢止めは逆効果になるので使わないこと!

あまりにも下痢がひどいために、それを止めようと薬を飲ませると逆効果になることがあります。

肝心なのはウイルスを排出することです。

下痢止めは使わないようにしましょう。

 

ロタウィルスに下痢止めは逆効果!

 

ロタウィルスの感染経路は?

ロタウィルスの感染予防は?

重篤化しやすいロタウィルスはどこから感染するのでしょうか?

ここからは基本的な感染予防について紹介していきます。

 

ロタウイルスは飛沫感染する

飛沫感染、つまり感染者のツバ嘔吐物が感染経路となります。

また、感染者の便中にもウイルスが含まれるため、これが乾燥するとウイルスが空気中に漂ってしまい、空気感染のような形で感染が広まる危険性もあります。

基本的には口から入ることで感染が成立しますから、マスクをすることである程度防ぐことが出来ます。

 

マスク着用が効果絶大!

 

入院中に発症した場合は隔離されることも

病院で感染の疑われる患者さんが出た場合

一時的にカーテンで隔離されることも多いです。

感染を防ぐためには仕方ないのですが、小さな子どもがお腹を壊し、さらに人と自由に話せない状態となってしまうのは、医療従事者にとっては心苦しいものがあります。

早く良くなってくれることを祈るばかりですが、できればしっかり予防して頂きたいですね。

 

赤ちゃんから大人にうつることはある?

赤ちゃん・子供の下痢・嘔吐!ロタウィルス感染の症状は?応急処置はできる?

冬に流行するウィルス感染は家族内感染も心配です。

看病するパパ、ママも十分に注意する必要があります。

予防方法や事例について紹介していきます。

 

家族内感染は非常に多い!予防はしっかりと

ロタウイルスに感染した乳幼児の世話をしていたお母さんが発症するケースは非常に多いです。

家族内で発症が疑われたら、マスクとうがい・手洗いを徹底しましょう。

また、ハイターを薄めた消毒液で触れた部分を消毒するのも有効です。

 

家族のうがい、手洗い、マスク着用を徹底!

感染者が触れた部分を消毒しよう!

 

医療従事者も感染の可能性が高い

看護師や臨床検査技師など、便を取り扱うことが多い医療従事者も注意が必要です。

実際、マスクをして使い捨て手袋をつけ、標準予防策を徹底していたにも関わらずに、院内感染が起こってしまうというケースも後を絶ちません。

 

高齢者施設でも流行したことがある

小児だけではなく高齢者にも感染し、下痢を引き起こすことがあります。

成人の場合は感染しても発症しないことも多いのですが、免疫力が低下している人がいる場合には注意が必要ですね。

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まとめ

ロタウイルスは子どもだけでなく大人も感染し、一気に流行する危険性があるウイルスです。応急処置の手立ては少なく、まずは脱水を防ぐことを心掛けましょう。

また、子どもが下痢や吐き気を訴えたら、すぐに感染対策を施すことが大切です。

アルコールは効き目が弱いので、ハイターなどの次亜塩素酸を含む消毒剤を使いましょう。

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