干支に猫が居ないのはなぜ?由来は?

いやはや、歳を取ると1年が過ぎるのが早いですね~

こう時の流れが早いと、今年の干支が何だったか分からなくなってしまいませんか?

『子、丑、寅、卯、辰、巳~』っと数えてみる訳ですが…そういえば干支には猫が居ませんよね?

猫は世界でも最も飼われている動物のひとつで、人間とは古くから関わり合いの深い動物なはずなのに、なぜ干支に猫が入っていないのでしょうか?

この記事では

  • 猫ってどんなイメージ?
  • 猫が干支に入っていない理由
  • 干支に猫が入っている国もある!

についてまとめました!

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猫ってどんなイメージですか?

皆さんは猫にどのようなイメージを抱いていますか?

人間と深い関わりがあるからこそ、プラスのイメージとマイナスのイメージの両方を抱かれるのが猫です。

猫に対して抱くイメージ

  • 天真爛漫
  • 綺麗好き
  • 害虫・鼠を捕ってくれる
  • 群れず、従わず、懐かず
  • わがままで生意気
  • 小さい虫、動物を弄る

良かれ悪かれ、抱かれるイメージとしては自由で気ままが共通しているように思えます。

そんな猫の性格を考えると『動物が群れてる干支になんか入らないぜ』と一歩引いた所で眺めて居そうじゃないですか?

これが、猫が干支に入らなかった理由なのでしょうか?

干支はどうやって決められた?

干支に猫が居ないのはなぜ?ねずみと仲が悪い原因?

そもそも、干支はどうやって決まったんでしょうか?

干支と言えば

子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、羊(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、犬(いぬ)、亥(い)の12の動物からなる数詞で

『あなたは何年?』

という問いにうっかり答えてしまうと、歳がバレてしまう恐ろしいワードでもあります(笑)

干支は日本や中国などの漢字文化圏を中心に使われているもので、お釈迦さまが干支を作ったとされています。

しかし、『どのように作られたか』は諸説あるのです。

『お釈迦さまの元へ競争』説

干支に猫が居ないのはなぜ?由来は?

その伝説は、『釈迦の死(涅槃)』にまつわるお話で、最も有名なものです。

お釈迦さまが死の床に伏せっているとき、世界中の弟子や動物達までがお釈迦さまの元へ駆けつけようとしました。

そしてお釈迦さまは動物たちに『私の元に辿り着いた順に十二支にしましょう』と干支の創生を宣言します。

多くの動物がお釈迦さまの元を目指すなか、子(ねずみ)は猫に『涅槃(ねはん)は明日だよ』と嘘を教えてしまいます

その結果、猫だけが遅れてお釈迦さまの元に到着してしまい干支に入れなかったという伝説です。

猫が鼠を獲るのはこの時の恨み?

猫と言えば家のネズミを捕まえてくれる動物ですが、これは『釈迦の死』に間に合わなかったことを今でも恨んでいるからとか(笑)

確かに…大切な人の死に目に間に合おうと急いでいるのに、騙されてしまっては猫の怒りももっともです。

ただ、騙すねずみも酷いですが、だからと言って余裕ぶっこいて遅れてしまう猫もやっぱり自由気ままな奴ですよね?

『猫のせいでお釈迦さまが亡くなったから』説

干支に猫が居ないのはなぜ?由来は?

続いて紹介するのは猫のせいでお釈迦さまが亡くなってしまったからという説です。

実は、お釈迦様は80歳の時に食べた茸料理に中毒したのが原因で体調を崩し亡くなられたと伝わっています。

お釈迦さまは食中毒に効く薬があるので鼠に取りに行くように命じます。

しかし、道中で猫が釈迦の使者である鼠を食べてしまったため、薬が飲めず亡くなってしまったという伝説です。

やっぱり猫は鼠を追うもの?

好奇心旺盛な猫なだけに小さい鼠を追いまわして食べてしまったのでしょう。

猫だってお釈迦さまに恨みがあったわけでは無いでしょうが、その結果亡くなってしまっては干支に入れるわけがありませんよね…

トム(猫)はジェリー(鼠)に対して手加減をしてくれますが、本物の猫は手加減をしてくれません。

まるでトムとジェリーの最終回みたいですね(笑)

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『猫が中国に居なかった』説

干支に猫が居ないのはなぜ?由来は?

ここからは少し科学的なお話になります。

猫が干支に加われなかった理由、それは中国で干支が出来た時代に猫が居なかったからとする説があります。

猫はもともとエジプトの動物で、古代エジプト(紀元前5000年以上前)では神(スフィンクス)として崇められていましたが、強大な帝国であったが故に、その神としてのシンボルである猫は他国から忌み嫌われる対象でした。

そのためエジプトがローマ帝国に滅ぼされる(紀元前30年頃)までは他国で猫が飼育されることは少なかったと考えられています。

ここで、中国に干支が出来た年と、猫が伝わった年を比較してみると…?

  • 干支の誕生⇒紀元前4世紀頃
  • 猫の伝来⇒紀元前3世紀頃

なんと!

干支が誕生したとされる時代に猫はまだ伝わっていなかったんですね!

これでは猫が干支に入れるはずがありません。

人間は、未知の物や新しい物には不信感や不安を抱くものですが、新しく伝来した猫はその対象だったのかもしれません。

日本ではもっと遅くに猫が伝わりました

干支に猫が居ないのはなぜ?由来は?

今では一番人気のペットとして不動の地位を築いている猫ですが、猫が日本に伝わったのは中国よりももっともっと遅い時代なんです。

日本の書物に初めて『猫』の文字が出てくるのはなんと奈良時代(710~794年)のこと。

そしてペットとして飼われるようになったのは更に遅れること江戸時代(1603~1868年)になってからなんです。

それまでは猫=鼠を獲る動物くらいの存在でしたから、干支に入る入らない以前の話ですよね。

猫が干支に居ない理由!

  • 釈迦の死(涅槃)に間に合わなかったから!
  • 釈迦の遣いの鼠を食べてしまったから!
  • 干支が出来た時代に猫が居なかったから!

干支に猫が入っている国がある!

Floating fishing village, Halong BayFloating fishing village, Halong Bay / Andrea Schaffer

猫好きなのに~干支に入れない猫って不遇ですな~

と思っていたら、なんと!干支に猫が入っている国があるんです!!!びっくりじゃないですか?

その国とは!?

猫が干支に入っている国

分かりやすく十二支ではなく動物名で記載します。

  • チベット

鼠・牛・虎・・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・豚

  • タイ

鼠・牛・虎・・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・豚

  • ベトナム

鼠・水・牛・虎・・龍・蛇・馬・山羊・猿・鶏・犬・豚

これらの国では兎の代わりに猫が入っているんですね~

ベトナムを例に挙げると

ベトナム語では兎の発音と猫の発音が似ていることに加え、やはり鼠を捕ってくれる有り難い動物(笑)として重宝されていることから兎の代わりに干支に加えられたそうです。

他にも羊が山羊(ヤギ)になっていたり猪が豚になっていたりと、より生活に近い動物が干支に加えれているのが納得ですね。

猫を無理やり干支にすることも

干支に猫が居ないのはなぜ?由来は?

どうでしたか?

干支に猫が入っていない理由と由来を紹介してきましたが、最近の年賀状では猫を無理やり干支に仕立てることが人気を呼んでいますね。

例えば牛の着ぐるみを着た猫とか(笑)

干支には入っていないものの、猫は日本人にとって最も身近な動物ですから分からなくはないですね。

可愛いですからね~

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