『しらす』と『ちりめんじゃこ』の違いは?気になる栄養素・プリン体は?

しらすちりめんじゃこの違いってご存知ですか?

見た目はそっくりなのに、しらす和えちりめんじゃこ和えっていうのもありますよね?クックパッドには両方載っていますし、上の写真も『しらす』なのか『ちりめんじゃこ』なのか分かりますか?

この記事では

  • しらすちりめんじゃこの違い
  • 含まれる栄養素は?
  • 食べるメリットは?
  • 痛風は大丈夫?

についてちょっと調べてみました。

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「しらす」と「ちりめんじゃこ」、魚の種類は違うの?

『しらす』と『ちりめんじゃこ』の違い

しらすもちりめんじゃこも、実はどちらも元は同じ魚です。

  • カタクチイワシ
  • マイワシ

など、イワシの稚魚なのです。

海の中にいるイワシの稚魚は白っぽい半透明で、長さは1cm~2.5cmくらいです。

ということは…

女性

「しらす」と「ちりめんじゃこ」って単に名前が違うだけ?

ますます混乱してきましたが…?

呼び名の違いは製法の違い

スーパーに並んでいる「しらす」と「ちりめんじゃこ」をよ~く見ると

  • しっとりとして見えるのが「しらす」
  • 乾燥して見えるのが「ちりめんじゃこ」

…そんな印象ありませんか?

そうです。

実はこれが「しらす」と「ちりめんじゃこ」の違いなんです!

実は「干し方」の違い!

『しらす』と『ちりめんじゃこ』の違い①

本来、漁獲されたカタクチイワシなどの稚魚の総称が「しらす」なんです。

漁獲され、釜茹でされるまでが「しらす」と呼ばれています。

『しらす』と『ちりめんじゃこ』の違い②

ここから「しらす」を少し日に干して乾燥させたものが「しらす干し」、さらに乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と区別しています。

ちなみに「ちりめんじゃこ」の名称の由来は、しらすを天日に干すときにパアッと広げて乾燥した様子が縮緬の生地のように見えるから、と言われています。

つまり、「しらす」と「ちりめんじゃこ」の違いは「乾燥の度合い」の違いだったというわけです。

地方によって呼び名が変わる

このように製法によって区別はつけますが、正直なところ漁師さんや生産者に区別がついても、我々のような一般消費者には分かり難いものです。

実際、地域によって呼び方も異なります。

例えば・・・

  • 「しらす」も「ちりめんじゃこ」も全部『ちりめんじゃこ』(高知県)
  • 「しらす」を「釜あげ」とい呼ぶ(湘南、和歌山)

総じて、しらすの主な名産地である東日本では「しらす」と「ちりめんじゃこ」を区別しているようです。

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しらす・ちりめんじゃこの栄養・効能は?

『しらす』と『ちりめんじゃこ』の違い

しらす・ちりめんじゃこの特徴はなんといっても「一匹まるごと頭から食べられる」ことです!

いわしやさばは頭部にDHAが含まれていて健康にいいのはわかっていますが、その頭を食べるのはなかなか難しいですよね。

でも、しらす・ちりめんじゃこは小さいからこそ一匹丸々捨てるところなく食べられます!

カルシウムたっぷり!

しらす・ちりめんじゃこにはカルシウムがたっぷり含まれています。

(100gあたり約520mg含まれています。)

また、カルシウムの吸収にビタミンDは欠かせませんが、しらす・ちりめんじゃこにはこのビタミンDも含まれているのです。

「カルシウム+ビタミンD」は骨を強くする働きがありますから、育ちざかりのお子さんにぜひ食べていただきたい食材です。

牛乳にもカルシウムが含まれているのは良く知られていますが、ビタミンDが足りません。

現在牛乳にはビタミンDが添加されていますが、しらす・ちりめんじゃこにはもともと天然のビタミンDがあるのです。

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しらす・ちりめんじゃこには

  • カルシウム
  • ビタミンD

が豊富!

DHA・EPAも豊富!

上記でチラリとDHAについて触れましたが、しらす・ちりめんじゃこにはDHAはもちろんのこと、EPAも豊富に含まれています。

DHAとは「ドコサヘキサエン酸」で、血液をサラサラにし、脳や神経系の働きを高める働きがあります。

また、EPAは「エイコサペンタエン酸」といい、DHAと同じく血液をサラサラにする効果があり、さらにコレステロールを下げる働きがあるといわれています。

俳優の辰巳琢郎さんの著書「青春のヒント(学研)」には

「奄美大島にある小さな漁村、そこから医者・弁護士などが多く輩出している。村の人口に対する医者・弁護士の割合からいったら日本一」

「この村は貧しいので魚の頭をよく食べる、しかしその頭にDHAが含まれているので脳によい」

「自分も食べたかった」

という記述があります。

医者・弁護士にならずとも、年をとっても頭をスッキリさせていたいですよね。

しらす・ちりめんじゃこを食べれば、DHA・EPAをたっぷり摂れます。

通風に注意!

いいことだらけのしらす・ちりめんじゃこですが、実は通風の原因であるといわれているプリン体の割合が高いです。

100gあたり300mg以上のプリン体が含まれていますので、尿酸値の高い方は食べ過ぎに注意したほうがいいでしょう。

しらす・ちりめんじゃこを上手に食べましょう

プリン体が気になる方はごはんに直接乗せてたべるより、酢の物にしたり青物野菜炒めに混ぜたりするのもいいでしょう。

栄養豊富なしらす・ちりめんじゃこを上手に食事に取り入れて健康的な食事にしたいですよね♪

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