ワカメと昆布の違いは?

みなさん、昆布とワカメの違いって知っていますか?

先日、テレビにたまたまお笑い芸人の「テツ&トモ」が出ていました。

「なんでだろ~♪昆布は海の中では出汁がでないのなんでだろ~」というネタに一人でウケてましたが、確かに良く考えたら素朴な疑問ですよね(笑)

見た目はとても似ているのに、味や用途は全然違う?栄養やカロリーの違いもあるのでしょうか?

この記事では

  • 昆布とワカメの違いは?
  • 昆布とワカメの特徴は?
  • 栄養素・効能・カロリーの違いは?
 についてまとめてみました。
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生物学的な違いは?

調理したものを見ると色が似ているので区別はつかない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は生物学的には親戚といってもいいですが、別物です。

なぜ親戚といえるかというと、昆布もワカメも「藻類-褐藻」という大きな区分に入るからです。

猫

昆布

  • 昆布はコンブ目コンブ科の褐藻。
  • 主に北海道・東北の沿岸に生息。
  • 長さは数十メートルと長い。
  • 根・茎・葉がある。

一方で『ワカメ』は

ブルドッグ

ワカメ

  • コンブ目チガイソ科の海藻。
  • 日本全国ほとんどの浅い海に生息。
  • 長さは1メートルくらい。
  • 昆布と同様、根・茎・葉がある。

生物学的には「コンブ目」まで同じなのですから親戚といってもイトコみたいなものなのですが、ある調査によると、日本人で昆布とワカメの区別を明確に説明できない人は5割くらいいるそうです。

それではもう少し詳しく考えてみましょう。

海外では「sea weed(海草)」とまとめられてる??

日本ではワカメ、昆布、アオノリ、ひじき…といろんな海藻を食べていますが、英語では一緒くたに「sea weed(海草)」と呼んでいます。

区別されていないということは、海藻を食べる文化もなければ、利用しようという文化もないわけです。

しかし、日本食がブームとなりはじめてからというもの、英語圏内では日本人以上に混乱しているようです。

最近は英語圏内ではwakame、kombuと日本語で表現しているようですが、日本人がそのまま伝えたのかもしれませんね。

昆布の特徴

昆布はぬるぬるします

昆布の特徴は『ヌルヌル?』

なんといってもあのヌルヌル!

昆布とワカメの大きな違いは「昆布にはヌルヌルがある」ということです。

ワカメは水につけすぎるとふやけて多少ヌルヌルしますが、昆布の比ではありません。ワカメのお味噌汁はヌルヌルしませんが、昆布のお味噌汁はヌルヌルしますよね?

そこが昆布とワカメの違いなのですが、それでは昆布のあのヌルヌルの正体は何でしょう?

猫

昆布とワカメの最大の違いは

昆布はヌルヌルする!

ヌルヌルの成分は「アルギン酸」と「フコイダン」

昆布には食物繊維が豊富に含まれています。

およそ昆布の30%は食物繊維でできているんですが、この食物繊維が昆布のヌルヌルの正体です。

食物繊維には水溶性と不溶性とありますが、昆布の食物繊維は「フコイダン」や「アルギン酸」という水溶性の食物繊維です。

この水溶性食物繊維については量の違いはあってもワカメにも含まれているので、後でもう少し詳しく説明します。

猫

ヌルヌルの正体は水溶性食物繊維!

  • フコイダン
  • アルギン酸

生産地は北海道が生産高トップだけど…!

昆布の主な生産地は北海道です。

北海道だけで全国の生産量の8割を占めていますが、消費量は30位前後です。

意外ですよね?

北海道の昆布は日本全国に出荷されていますので、生産した昆布を全部北海道内では消費していないのです。

日本料理に昆布だしは欠かせませんから、全国から昆布の需要があるんです。これは、海路が発達してきた江戸時代から続いていて、たとえば九州の薩摩藩は海路で取り寄せた昆布を当時密貿易していた琉球に運び財をなしていたといいます。

沖縄料理も昆布をふんだんに使っていますから良く考えると変ですよね?昆布は沖縄ではほとんど採れないんですから。実はそんなからくりがあったというわけです。

ちなみに、昆布の購入額のトップはずっと富山県でした。おにぎりやお味噌汁だけでなくお刺身を昆布締めにしたりと昆布が大好きなんですよ。

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ワカメの特徴

昆布とわかめの違い わかめの特徴は?

お味噌汁には…ワカメ!!

昆布より小さくて葉が薄い。

昆布は肉厚で、数十メートルあるのに対し、ワカメは1メートル程度、そして食べる部分は薄いです。

生産地は日本全国

ワカメは天然のものもありますが、流通しているものはほとんど養殖されたものです。

ですから日本全国どこでも一定の品質のワカメを食べることができます。

日本の食卓に欠かせないお味噌汁、その具の人気ナンバー1なのも納得ですね!

昆布とワカメの値段の違い

上に述べたように、ワカメは養殖ものがメイン。大量生産できて、一年中手に入りますから小売価格もお手ごろです。

一方

昆布は天然ものがメイン、収穫時期は7~9月です。さらに、流通に乗せるのは収穫後二年経ったもの。乾燥や加工と言った工程が入るからです。

つまり、今スーパーにある昆布は二年前に採れたもの、ということになります。

中でも北海道産は良質で特に羅臼昆布は身が厚く濃い出汁がとれることで人気があり、1キロの卸価格3000円くらいで取引されています。

栄養価・効能・カロリーの違いはある?

上記で昆布・ワカメのヌルヌルは「アルギン酸」や「フコイダン」だと述べましたが、もうすこし詳しく栄養の違いについて説明します。

昆布の成分

昆布とわかめの違いは?栄養は?ぬるぬるの正体は?

昆布が料理のだしに使われているのは、グルタミン酸がたくさん含まれているからで、グルタミン酸とはうま味の成分です。

その正体はたんぱく質(アミノ酸)で、単にうま味がでるだけではなく、血圧を下げたり、脳の働きを活性化する作用があります。

またミネラル・ビタミンも豊富!昆布だしのお味噌汁ってこんなすごいパワーがあるんですね!

和食が世界文化遺産に登録されましたが、全世界も日本のうま味に大注目しています。

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昆布のうま味成分

  • 昆布にはグルタミン酸が豊富!
  • 血圧低下
  • 脳の活発化

ワカメと昆布の共通成分

ワカメは昆布と成分は似たものが多いのですが、含有量は昆布より少ないです。

なので、ワカメで出汁を取ろうとしても取れません。

そこで、共通の成分であるヨウ素フコイダインアルギン酸についてこの項で説明します。

ヨウ素

昆布とわかめの違いは?栄養は?ぬるぬるの正体は?

ヨウ素基礎代謝を高める効果があります。

2011年の東日本大震災に伴う原発事故にあたって住民にヨウ素が配布されましたよね。

被曝すると甲状腺に異常をきたすといわれていますが、ヨウ素は人体では甲状腺に含まれているので放射線で損なわれたヨウ素を補充していたのです。

フコイダン

昆布とわかめの違いは?栄養は?ぬるぬるの正体は?

フコイダンは、昆布のヌルヌルの正体です。

水溶性の植物繊維と述べましたが、これは腸を整える作用があります。

便秘改善・美肌に効果があるといわれています。

また、美しい髪の成長にもフコイダンは必要不可欠と言われており、薄毛傷んだ髪の修復にも大活躍してくれる成分です。

アルギン酸

アルギン酸は塩分や余分なコレステロールを体外に排出する作用があるので動脈硬化や高血圧の方には効果が期待できます。

また水溶性食物繊維なので腸内環境も整えます。

フコイダン同様、お通じが気になる方、美肌を保ちたい方にはお勧めの成分です。

気になるカロリーは?

健康や体重に気を遣う人にとっては、何を食べるにしてもカロリーが気になりますよね?

昆布、ワカメに関してはカロリーの心配はご無用。

どちらもとっても低カロリーダイエット食品にぴったりです。

健康的な女性

カロリー比較

ご飯が茶碗一杯100gで約168kcalに対し

  • 昆布は100gあたり約14kcal
  • ワカメは100gあたり約12kcal

かなり、かなり低カロリーなことが分かります。

味噌汁にして食べても、サラダにして食べても、太るほどのカロリーにはなりませんので安心して食べられます♪

海藻を食べて太ることはないと言えるでしょう。

日本ならではの食材美味しくいただきましょう!

昆布もワカメも「海草」だなんて、外国の人は損してるって気がします。

昆布はおいしい出汁がでるし、ワカメは歯ごたえあるし、それになんといってもヘルシー!

日本に生まれたからにはこれからも昆布とワカメを食事にとりいれていきたいですよね♪

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