使える!整理整頓の自己採点表

現場の整理整頓ってなかなか進まないですよね?

「整理整頓しなさい!」と言われとりあえず取り組んでは見たものの、果たしてこれでいいのか?これで生産性が上がるのか?もしかしたら逆に使い難い、取り出しにくいなど退化してしまっていることはありませんか?

改善活動をする場合、肝心なのは目標を正しく定めることです。目標が明確に定まっていないと、せっかく改善活動に取り組んでも、その取り組みが目標に直結せず、無駄足、二度手間になってしまう恐れがあります。

整理整頓も同じで目指す状態、使い勝手、レベルを明確にしなければ方向性を見失ったり、必要ない労力を使ってしまうことになりかねません。

この記事では整理整頓をする際、現在の状態を点数化でき、また目指す状態を明確にすることができる採点表を紹介します。

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採点表

  • 最低点1⇒最高点5と評価が上がっていきます。
  • 該当する項目がひとつでもあれば下の点数の評価となります。

 

管理体制 整理・整頓 清掃
管理なし管理ルールなし 物を取り出すのに危険が伴う必要な物、不必要な物の区別なし

乱雑な状態

ゴミや埃が目立つ汚れが目立つ

清掃していない

管理者がいるルールと現状が不一致 取り出すと時に物を傷める恐れがある必要な物と不必要な物の区別あり

置くべき物と置かれる物が一致しない

時々に掃除する
管理ルールあり(5定管理)

 

不必要な物がない。表示と物が一致している。

水平・直角に物が置かれている。

カチ当たり防止対策がされている。

定期的に清掃
ルールの周知徹底水平展開が可能

誰でも管理者になれる

10秒以内に出し入れできる元に戻らない工夫がされている

発注点、最低在庫、先入れ先出し等

清掃が完璧掃除し易い仕組み
自動化 自動的に取り出せる。手を離すと自動で定位置に戻る。 そもそも汚れない
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解説

レベル1(全然ダメ)

全くダメな状態です。

深刻な状態として挙げられるのは置いてあるものを出し入れする際に崩れ落ちて怪我をする恐れがある状態です。

まずは置かれている物の整理整頓から始めましょう。整理整頓については こちら から。

先は長いですが根気良く取り組みましょう。

 

レベル2(まだまだ)

レベル1から整理整頓に取り組み始めた場合、まずこの状態を目指しましょう。

必要な物と不必要なものを区別し、不必要な物を撤去する足がかりになる状態です。

必要な物の定位置(表示、影絵等)が決まっておらず、担当者が変わったり一度取り出すと元に戻すのが困難な状態です。

 

レベル3(普通の状態)

整理整頓普通に出来ている状態です。不必要な物の撤去が完了しており、棚・ラックには必要な物しか置かれていません。

さらに、表示(置く場所)と置かれる物が一致し定置されている状態です。誰でも元の場所に戻すことができる工夫がされています。

また置き方にもルールがあり水平・直角に物が置かれており、在庫品の先入れ、先出しができている定方向状態です。

管理ルールも制定されており、部品等の発注点や補充量(定量定高)や清掃周期、点検周期(定時)が決まっています。

いやゆる5定管理がされている状態といえます。

レベル4(模範的な状態)

整理、整頓、清掃の三拍子が揃っており、チェックシート点検スケジュールを用いて元に戻らない工夫がされています。他の置き場、棚などに水平展開する際に模範とできる高水準な状態です

意識も高く、より安全に、より高品質に、より早く、より簡単に、と常に改善に取り組んでいる状態です。資金をかけない場合、改善チームで整理整頓を行う場合はこのレベルを最終ゴールにすると良いと思います。

 

レベル5(最高の状態)

自動車メーカーや最先端の製造現場で見られる光景です。必要な物を必要な時に、安全に(安全第一)、傷めずに(品質第二)、すぐに(効率第三)取り出せる究極です。

 

 

いかがでしたか?

改善とは目標(理想)と現実(現状)の差を無くす活動です。

それぞれを明確にして是非チャレンジしてください!

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