『虚礼廃止』についての社内報が出された!
という会社が最近増えているようです。
虚礼とは、
『うわべだけで誠意を伴わない礼儀』
『形式的な礼儀』
のことですが…
いきなりそんな御触れを出されても、具体的にどんなことが虚礼なの?
何となく増えているけど、ちょっと良く分からない虚礼廃止。
企業だけでなく、プライベートでも活用できるものがあるかもしれません。
この記事では具体的な虚礼廃止の例を集めてみました。
目次
疎遠、職場・企業間の年賀状
年賀状だけの付き合い、メッセージの無い年賀状
市販の年賀葉書を送っているだけ、これって必要??
その相手との関係がこれ以上に進展する確率は恐らくゼロです。
人間関係を思い切って整理してみるいい機会かもしれません。
企業間、職場間でも廃止の動き
仕事付き合いでも年賀状の虚礼廃止が増えています。
仕事だけの付き合いで、どうせ仕事始めに顔を合わせる相手に出す意味は無い気がします。
企業間で廃止するケースも増えています。
取引先へのお歳暮・お中元
取引先へのお歳暮やお中元は経費で賄われます。
数が多いと経費が馬鹿にならないですからね。
企業間で廃止するケースも増えています。
ビジネスの場での虚礼廃止の典型的な例です。
上司へのお歳暮・お中元
お歳暮は取引先だけの話ではありません。
平社員が係長、課長に贈り、係長が課長、部長に贈り、課長が・・・・
どういう搾取システムですか?
企業間のお歳暮・お中元と併せて社内全体で廃止するケースが増えています。
職場関係の葬儀・通夜の参列
社員に不幸があった場合は通夜や葬儀に参列しなければいけない
親睦会などでこういった会規が設けられていることってありませんか?
小規模な会社であれば機会が少ないかも知れませんが
数百人規模の会社だと1ヶ月に1~2回参列する場合も。
故人を偲ぶ想いが無いわけでもないですが、月にに何度もあると大変です。
また、金銭的にも負担が大きいです。
香典は親睦会や会社から出る場合もありますが、手ぶらで行くのが気まずい人は自腹で香典も出し、喪服のクリーニング代も出し…
参列を強制するのではなく、後日会社で手渡し程度で事足りますよね。
会規の見直しが必要かもしれません。
習慣で行っている接待や挨拶回り、本当に効果ある?
年末年始は毎日接待・あいさつ周りで席を空けている営業は居ませんか?
果たして、そんなことで本当に業績が上がると思っているんでしょうか?
それも全て経費で賄うつもりですか?
はっきりいって、忙しい年末年始に無駄な接待、挨拶周りに来られると時間の無駄、仕事の邪魔です。
却って迷惑な存在に思われているかもしれませんよ。
自由参加のはずなのに半強制な定例職場飲み会
『親睦を深めるため』と銘打って自由参加と言いながら参加しないと気まずい雰囲気の職場全体の飲み会ってありませんか?
親睦がちゃんと深められてる職場は自発的に飲み会が行われるものです。
とりあえず開催!みたいな定例職場イベントに満足なのは時代錯誤な管理層だけで、職場にとっては迷惑なイベントかもしれません。
顔色ばかり伺う飲み会、盛り上がってるのは偉い方だけ。
真の親睦が深められるはずがありません。
ヘコヘコしているのはある意味、形式だけ、うわべだけの礼儀・付き合いです。
強制参加なのに会費まで取られていたら目も当てれませんorz
アルハラと言われても仕方が無いかもしれません。
最後に
どうでしたか?
最近気になる虚礼廃止の具体例を紹介してみました。
残念ながら企業での虚礼廃止は先見的、合理的な上層部が動き出さないと下の立場からは呼びかけ難いかもしれません。
しかし今後、経済面や効率面でビジネスに必要不可欠な考え方になってきそうです。